「ケロリン」が消える?-50年の資産価値

九州

湯煙たちこめる湯船の奥には富士山、横にはケロリンの洗面器。
懐かしい、昭和の一コマ。
子供の頃、親に連れられていった銭湯の思い出です。

ケロリンの洗面器、なんだか和めますよね。
地方のひなびた温泉に行って置いてあったりすると、とても嬉しくなります。
その「ケロリン桶」の販売会社が廃業するというニュースがありました。

「ケロリン桶」販売会社が廃業、創業社長高齢で/2013.3.19読売オンライン

銭湯の数も利用者も減り、売上が少なくなってきたところに、創業社長の山浦氏が高齢となり事業継続が難しくなったことが原因のようです。
思うに適切な後継者もいなかったのでしょう。

記事タイトルを見て、ギョッとしましたが「ケロリン桶」の販売は、ケロリンの薬を販売している内外薬品が続けるようですから無くなるわけではないようです。

「お風呂屋さんに安く提供するために「ケロリン」の広告を入れた桶」
というのがもともとの始まりと聞くと味気ないですが、ウン十年前はどこの銭湯にも置いてあって、たくさんの人が体を流してきた 「ケロリン桶」。
50年も親しまれてきたことが、資産なんでしょうね。
その証拠にいまでも雑貨店で商品として置かれています。

私はケロリンですぐ思い浮かべたのは、つぶらな瞳をしたカエルのキャラクター=ケロちゃんです。
皆さんはどうですか?
でも実は、ケロリンは内外薬品、ケロちゃんはコルゲンコーワの興和、無関係だったんですね。

ケロリン・・・・う~ん、どうしてもカエルのイメージです。
いっそのこと、ケロリンキャラクターを誕生させてどうでしょうか?
世は「ゆるキャラ」ブーム。しかもカエルは、クマと並ぶキャラクター素材の鉄板。
きっと人気が出ると思いますよ。

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