100年前の三輪自動車など希少なクラシックカーの入札情報が開示されています。
コレクターの方、お得に入手できるチャンス! 必見ですよ。

クラシックカー

 

 

100年前の車、水陸両用車… 物納9台、国税局売却へ/朝日新聞デジタル

入札に関する情報、関東信越国税局

物納品の数々(注1)

物納とはなんだろう?
あまり一般には馴染みがない、「物納」について説明します。
物納は、相続税を支払わなければならないが、現金一括納付や分割納付が難しい場合に、税務署から許可をもらって、相続財産そのもので納税することをいいます。
国税局は、物納として受け入れた財産をその後売却して現金化しなければいけません。そのため、物納に一定の条件をつけています。今回のような自動車の物納は稀なケースです。(注2)

相続税の納付のために物納されたクラシックカー。さて価格はいくらだったのでしょうか?
物納される際の価格は、相続税評価額が原則です。
その相続税評価額ですが、美術品、工芸品、アンティークなど希少価値の高いものは、各種資料から類推するか、オークション業者や専門家の鑑定によって算定します。
希少品は「ズバリいくら」とはなかなか出せないものなのです。

「希少価値が高いなら自分で売却して現金で納付したほうが得ではないか?」
ケースによっては自分で売却する方が得なこともあります。
しかし、物納には次の大きなメリットがあるのです。
譲渡所得課税されない・・・値上り益に所得税をかけられずに処分できる
仲介手数料がかからない・・国税局は処分手数料を取らない
長く所有した希少品の場合、取得価格がわからないことが多く譲渡所得は高額になりがちです。自分で売却した場合、譲渡所得の税負担が必要です。多少高く売れるかもしれませんが、手元にいくらも残らないこともあり得ます。

「物納品」は、相続が発生するまで所有者がきちんと保管してあることが多く、一般的には、良い状態である傾向があります。
ただし、公売では現況有姿での引渡しで売主責任は免責されます。
すべて自己責任となりますから入札する場合は、充分に確認してください。

(注1)物納品と入札期限
フェラーリ512/アンフィカー/MG SHK7/シボレーコルベット/アストンマーチンDB/ フォード サンダーバード/フォードT型OR A型/スチュードベーカー/ACソサイアブル  (写真は関東信越国税局HPから)
入札事項説明書配布は、平成25年3月8日まで。
入札書の提出期限、平成25年3月14日まで。

(注2)
次のすべての要件を満たし、かつ定められた順位に従って、許可されます。
要件1:延納を使っても金銭で納付できない理由がある
要件2:物納財産は、日本国内にある相続財産で、管理や処分に支障がないものである
要件3:納期限までに物納申請書と添付書類を提出し、税務署長の許可を受ける

第一順位:国債、地方債、不動産、船舶
第二順位:社債、株式などの有価証券
第三順位:動産

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