年間消費量の推定230年分に相当する高濃度のレアアース大鉱床が、日本のEEZ(排他的経済水域)から発見されました。有望な日本の権益となりそうです。
南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初/ヤフーニュース

近年の海洋調査から、資源が続々と発見されています。先週は、アラブの中規模レベルと推定される油田の調査が佐渡沖で始まるというニュースがありました。
経産省 佐渡沖で油田調査へ 国内最大級か/毎日jp

世界経済が急減速している中で、健全を保っているのは、オーストラリアなどの資源国です。資源を持たないユーロ諸国は過剰債務に苦しむ一方で、資源国は通貨も財政も安定しています。やはり持つ国と持たざる国の差は大きいのが現実。それゆえ、各国は資源開発を活発に行っているのでしょう。

オイルにしてもレアアースにしても、日本は諸外国に頼るしかなく、経済のアキレス腱になっています。国内調達ができれば、産業界は頭痛から開放され、国の財政も潤い、といいことづくめです。税金を軽くするためにも、海底調査を進めていって欲しいですね。

課題は採掘技術やコスト競争力です。今回のレアアースも水深5600メートルの海底ですから、事業化のハードルは高そうです。しかしいまをときめくシェールガス※も、新技術の発見により事業化が進み世界各地で産出されています。
深海のレアアースもいずれは事業化されることと思います。
しかし大量に発掘されるようになれば、レアアースとはもう呼べないですね。

※シェールガス・・泥土が水底に積み重なって固まった頁岩(シェール)層から採取される天然ガス